命短し、恋せよ私。

ねこと、いぬと。
ついでにだんなと日々の出来事をば。

寂しいね。

うにが長男の部屋をのぞき見している。
部屋の前に座って
じっと中の様子を伺っている。


荷物をまとめているのだった。


「入るなよ」と注意されるが
隙をみてはするっと入ろうとする。


「ダメダメ...。お前も宅急便で送るぞ」


長男が新しく仕事を見つけたので引っ越すのだ。
今度は遠い。


うにと私は、
心配で胸が張り裂けそうになる。


にいにが行っちゃうんだよ、うに....どうする?。
にぅ~....と短く応えてくれる。


うには長男が大好きで
長男の後ばかり追う。
ソファーで寛いでいると必ず長男の腹か膝の上。
だから体重の変化も判るそうだった。
具合が悪くなったうにを励ましてくれた。


うに....寂しいね。
出て行った部屋の
長男の匂いをくんくんと嗅いでいる。
もう居ないのにね。寂しいね、うに。

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